スタジオ☆ディーバ主宰 山口直也

確かに最近はデジタルで撮影して修整してしまうスタジオが増えており、これは反則だと思います。あまりに別人では意味がありません。面接に行くのは写真ではなく本人であり、さらに合格して仕事をするのも写真ではなく本人なのですから。ですからディーバではヘアメイクにこだわっており、デジタル修整は特別な場合を除いて原則的には行いません(これは就活の話で、コマーシャルではデジタル出稿が当然になっています。ですからディーバのフォトレタッチの技術は最高水準ですが、就活の写真ではあえて行わないということです)。修整をする特別な場合というのは、歯列矯正をしているが面接本番までにはワイヤーがはずれる予定だとか、昨日急に物貰いになって目が腫れたので目を大きくとか、撮影前日に打撲したとかですが、本番までには痩せる予定なので細くというのは少々微妙です。
 ディーバには元アナウンサーだったスタッフが2名ほどおりますので、局の方をはじめ業界の関係者とお話することが時折あるのですが、そのような機会には「うちはデジタル修整しませんので、安心して写真を信用して下さい」と力説してきましたし(ディーバの写真だとわからないと意味がないのですが)、テレビから取材を受けるときにも必ずこの事を訴えてきました。
 実際、現役のアナウンサーの人も努力してメイクを勉強し、社会的な顔を作っているのであって、その努力は誉められこそすれ非難されるべきものではありません。アナウンサー試験はビューティーページェントではないのですから。ヘアメイクは身だしなみでもあり、それを正しく学び、心からの美しい笑顔が伴えば、すべての女性は華やいで、美しいと思います。ですからディーバはヘアメイクの重要性を提案しているのです。


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